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23. エレガンスのバランス

2023-06-23

上手にエレガンスを取り入れることでファッションの幅が広がります。

 

 

 

 

年齢とともに「女性らしい」外見の要素は減少していくのですが、これはいい意味でアクが抜けて、イヤラしくならないベネフィットをもたらしてくれるとも言えます。

 

 

その一方で、何もしなければ男性なのか女性なのか判断がつきづらい外見になってしまうことも事実。重要なことは、どう見られたいのか?を意識して洋服とヘア、メイクを自分自身に融和させることです。

 

 

今回は「女性らしさ」=エレガントに置き換えて、あなたをより一層美しく見せるバランスのヒントをお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

エレガントな雰囲気を作り出すには、女性の身体を綺麗に見せるカッティング、華やぎを演出するディテールの2つがポイントになります。

 

 

 

 

 

エレガントなカッティング(形)

 

 

 

 

 

女性の身体を綺麗に見せるカッティング(形)とは、鎖骨を綺麗に見せるボートネックやデコルテを露出させるUネックや深めのVネック。

そしてバストからウエストにかけてカーブを描いたトップスや、ヒップの丸みを作るパンツが挙げられます。

 

 

年齢を重ねればバストの位置もヒップも落ちてくるのは当たり前ですが、全てを隠してしまうのは得策ではありません。

 

 

 

 

むしろ身体の変化による自然な抜け感をうまく利用してしまいましょう。

 

 

 

 

少し肉感が落ちてスッキリした鎖骨のラインをほんの少し見せると、大人の女性らしい凛とした印象を作ることができます。

 

 

露出の面積はあまり多くなくて構いません。

 

 

ボートネックからわずかに見える肩のラインや、縦に肌が見えるVネックを選ぶことで、丁度いい塩梅になります。

 

 

ウエストラインに自信がない方は、あえて隠すのではなくハイウエストのボトムスを選び、腰の位置をマークします。

 

 

 

細い場所を意識的に作ることで、女性の持つ砂時計のシルエットが浮かび上がりエレガントな印象になります。

 

 

 

ワンピースの場合もウエストの高めの位置にベルトや腰紐がついたものを選ぶことで同様の効果があるのでお勧めです。

 

 

 

 

 

「女性らしさ」の分量を見極めることが重要です。

 

 

 

 

 

女性らしいディテールは全体の30%に留める

 

 

 

 

 

女性らしいディテールとは、フリル、レース、透け感のあるもの、肌を露出させるカットなど。

 

 

女性らしさを直接的に訴求するものなので、エレガントを作るには効果が高いですが使い方によっては若作りや、逆におばさんっぽく見えてしまうので注意が必要です。

 

 

 

 

 

ではどのくらいの分量がいいのかというと、全体の30%以内が適正です。

 

 

 

 

また、顔からできるだけ離れた位置で使うことが鍵になります。

 

 

 

例えば、フリルのブラウスであれば、顔の位置に近いとエレガントが強すぎてお母さんの保護者会の雰囲気が出てしまいおばさんっぽくなってしまいます。

 

 

顔から遠い位置である袖や裾にフリルのあるものを選ぶと、やりすぎ感が消えて、かつ女性らしい雰囲気を醸し出すことができます。

 

 

 

 

その際に、ボトムスやアクセサリーはシンプルに徹しましょう。

ここで再度エレガントな要素を足してしまうと今度は女度が高すぎるため若作りの原因になります。

 

 

 

 

また、もう一つのポイントは今の服を購入すること。

 

 

 

 

レースや透け感のあるものはオントレンドのアイテムですが、数年前に買ったものを着るのはアウト。エレガントに限らずですが、流行から外れたものはどうしてもおばさん化を加速させます。

 

 

エレガントなディテールは着用機会がその人によって大きく変わるアイテム。普段あまり着ない方はファストファッションで済ませてしまうのも一つの手です。

 

 

 

 

そのシーズンで着倒すくらいの気持ちでいることが重要なので、あれば着るかもな、ではなく、オントレンドで着回せる、また自分が着たいものをじっくりと探すことが成功の秘訣です。

 

 

 

 

Johnny Kawasaki

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