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25. クラシックなのにモダンなあの人

2023-07-07

クラシックな装いなのに現代的なのはどうして?

 

 

 

 

リトルブラックドレス、コンパクトなブラウスにシルクのスカーフ、ハイウエストのAラインスカート。

 

 

オードリーヘップバーンやブリジットバルドーのようなクラシック(古典的)なスタイルはいつでも魅力的な上に、着て行く場所を選ばない優れものです。

 

 

シンプルでありながら、上品で落ち着いた雰囲気は大人の女性をより美しく、時にドラマティックに演出します。

 

 

しかしながら、年齢を重ねた顔と身体には少し注意が必要です。

 

クラシック=古典を表すように、歩くヴィンテージになってしまう可能性があるため、今の風を吹かせてあげないと昔の人になってしまう恐れが。

 

 

そこで今回はクラシックなスタイルを現代的に着こなすためのヒントをお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

 

ベーシックなカラーを選ぶ

 

 

 

 

 

今っぽさを表現するには、色を重ねるよりもベーシックなカラーの方がスタイリッシュに映ります。

 

 

ブラック

 

 

レディ度が高いブラウスやチュールのスカートなど、甘いアイテムはブラックを選ぶことでいい塩梅になります。

 

カットソーやパンツ、トレンチコートやレザーシューズなどもブラックを選ぶことで現代的な雰囲気になりますが、ディテールのあるものやデザイン性が少しあるものを選ばないと地味になってしまいます。

 

クラシックを感じさせるディテールやデザイン、例えばボウタイ付きのカットソーや、クリースの入ったパンツなどは適度にクラシックかつモダンな印象に。

 

 

 

ホワイト

 

 

 

伝統的な白いシャツを彷彿とさせる、パキッとしたピュアホワイトを選びましょう。

 

 

アイボリーは優しい雰囲気ですが、モダンな印象よりも牧歌的になりがちです。真っ白はクリーンで嫌味のない爽やかさがあります。

 

 

ワントーンのコーディネートにすれば、まるで映画の中の女優のようなドラマティックなスタイルが完成します。

 

 

 

キャメル

 

 

 

 

素材の良さが際立つニットや、シルクのワンピースなどはキャメルを選ぶことで品の良さを最大限に引き出してくれます。

 

 

レザーや動物の毛の本来の色味であることに起因して、馬具のイメージを彷彿とさせることから、バッグや靴で取り入れるのもお勧めです。

 

 

また、ドットやチェックなどモノトーンでは少し派手に映る柄物も、キャメルは丁度良く派手さを抑えてくれるので、クラシックなスタイルでは万能カラーと言えるでしょう。

 

 

 

ベージュ

 

 

 

 

キャメルよりも優しく映る色ですが、ベージュは配色が肝になります。

 

一緒に合わせるのはモノトーンの黒か白にします。

 

 

シャネルをイメージさせるこの配色は、トップスやボトムス、アクセサリーのどの場所に応用してもレディライクに仕上がる魔法のような配色です。

 

 

 

 

 

 

色はベーシックに。それだけではまだモダンとは言えないかも。

 

 

 

 

 

プラスワンの投入でクラシックを現代へ

 

 

 

 

クラシックをモダンにするのは今のトレンド感をプラスすることが重要です。クローゼットにしまってあった昔のセリーヌのバッグは娘にバトンタッチして、今のトレンドをミックスさせることにフォーカスしましょう。

 

 

 

コンパクトなショルダーバッグ or ポシェット

 

 

 

シンプルで甘さのないレザーのものがお勧めです。半円型のものや、ショルダーのついているスモールトートなどが今年のトレンドです。

 

 

 

 

パールの一粒イヤリング

 

 

クラシックには欠かせないのがパールですが、ネックレスは古典になりすぎてしまう恐れがあります。

 

 

一粒イヤリングはシンプルですが、耳元にフェミニンな印象をプラスしながら老けさせない優秀さがあります。

 

 

 

 

ウェリントン or ボストンのサングラス

 

 

 

 

クラシックな形ながらも今のトレンドの形でもあるウェリントン、もしくはボストンのサングラスは、現代的な強さのある女性像にしっくりきます。

 

 

ウェリントン:ウェリントンはサングラスの最も定番の型。逆台形型のフォルムが特徴です。

ボストン:ボストンは丸みのある逆三角形のレンズが特徴。優しげな印象を与えます。

 

 

最近は偏光レンズで室内ではレンズの色が透明になるものもあるので、眼鏡を外すことなく、コーディネートの雰囲気を壊しません。

 

 

 

 

「どんな日であれ、その日をとことん楽しむこと」とはオードリーの言葉ですが、ファッションも同じくとことん楽しむことが素敵な女性への一歩なのかもしれませんね。

 

 

 

 

Johnny Kawasaki

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